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校長あいさつ

2011年05月02日
ごあいさつ
 明治十九年晃西尋常小学校として丸子の地に創立され、百二十五年が経つ。東海道宿場町二十一番目、『鞠子宿』が明治・大正・昭和そして平成と、長い年月をかけて創り上げた地域の気風と伝統の重みを感じる。
  本校児童は、「あいさつができる」「明るく素直」「いわれたことは一生懸命取り組む」などが育ってきてる。これは、「地域との関わりがあるからこそ」だと思っている。そしてなにより「鞠子の里」には、「自然」「文化」「伝統」があり、それを大切にする「鞠子(郷土)を愛する人々」「鞠子の子どもを愛する人々」がいる。
  しかし、この素晴らしい環境下にある本校であっても、昨今の「相手を思いやる心」や「相手の良さを見つける心」「命の重み」等の感覚が鈍化されていく社会的風潮の影響は避けてはとおれない。
 「自分さえよければいい。」という大人の感覚は、社会全体の価値観の多様化などと相まって人間関係の希薄化を増長している。それは、子どもたちの遊びの変化(ゲーム機や携帯電話、PCなど)などにも現れている。結果、大人や子どもたちの倫理観や社会性が不足していることは否めない。
 人とうまく関わることができない、言い換えれば「心が通じ合えない」「良好な人間関係づくりができない」ことは、一例を挙げれば、携帯電話やPCを使用したネット上での悪質、陰湿な「いじめ(誹謗中傷)」である。これは教育現場が抱えている大きな課題といっても過言ではない。また、「親の虐待」による子どもの「死」、犯罪の低年齢化、子どもによる親や兄弟の殺害などの事件が起きていることも社会全体の抱える大きな問題でもあると心から憂慮している。
  校歌の一節に、「誇りゆたかなふるさとの いろどるもみじつたかえで ふるき歴史をうけつぎて・・・たくましく いでやきづかん」とあり、校章は「恵まれた環境と豊かな自然の中で大切に育まれたことをいつまでも忘れずに 郷土をこよなく愛してほしい。」という願いを表現したものであると聞いている。
 こんな時代だからこそ、改めて建学精神や、校章が制定された意味に立ち戻り、「ふるき歴史をうけつぎ 郷土をこよなく愛し たくましく育ってほしい。」と願わずにはいられない。
 昨年度から、「鞠子(郷土)の伝統と文化を取り入れた教育活動」を主な柱とし、地域を生かした「学びの場づくり」、言うなれば、他地域を知る学習を取り入れ、郷土(鞠子)を見つめ直す『比較学習』に取り組んできた。そこには、改めて鞠子の自然や文化や伝統を理解する学習をとおして、郷土の良さを知り、この恵まれた環境を守って行くには、それぞれができることを考え、実行させたい。という思いがある。そして、その先に【郷土愛】『鞠子の人がすき』『鞠子の街がすき』=「感性豊かな まりこ子」の子ども像があると考えている。
  【郷土愛】のより一層の推進には、一つ目の柱として、学習や生活の基礎・基本(あいさつ漢字 計算 話す 聞く等)を確実に身につけさせるということが必要であると考える。そのための指導や場の設定を計画的に行いたい。また、見たり、聴(聞)いたりしたことを、どう相手に伝えていくか、伝え合うのかも大切である。「伝え合ってこそ 互いがわかり合える」と思う。柱の二つ目は、「言葉とからだで 伝えあえる子(伝え合おう)」である。


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