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校長あいさつ

2013年09月02日
子どもに身につけさせたい“しつけ”
「しつけ」という漢字は、「躾」と書きます。文字通り、身を美しくするという意味です。身を美しくするということはどういうことでしょうか。美しい服で着飾ったり、化粧をしたりすることではありません。人が人として生きていくための基本的な礼儀・作法を身につけることです。
今回は、私たち大人が子どもたちに身につけさせたい礼儀や作法について考えてみたいと思います。
いろいろな礼儀や作法が考えられますが、小学生にとって最も大切もののひとつは“あいさつ”でしょう。「おはようございます」「ただいま」「いただきます」「ありがとう」「ごちそうさま」「おやすみなさい」などのあいさつを日々の家庭生活の中で、目と目を合わせ、笑顔で、はっきりと交わすことが大切だと思います。
二つ目は“会話”です。あいさつから会話に発展させる確かな言葉づかいです。自分がイメージしている内容を、いろいろな言葉の中から選び、それと結びつけます。そして、正しい日本語で、自分の思いを相手に伝えることです。例えば、家庭でよく耳にする言葉の中に「お母さん、お水」などという言葉があります。この言葉通りに聞き取れば、お母さんがお水になってしまいます。自分が水を飲みたくて、母親に頼みたいという思いがあるとするならば、どんな言葉を選ぶべきでしょうか。「お母さん、お水を一杯ください」という言葉になると思います。そして、自分の願いが相手に伝わり、自分がしてもらった相手の行為に対して「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えて終わりたいものです。もちろん子どもは飲み干したコップをテーブルの上に置くのではなく、きちんと片付けたいものです。それが躾なのでしょう。
何気なく使っている言葉であり、誰にでも理解できる言葉であっても、このような言葉を頻繁に使っていると語彙力が低下するだけでなく、思考や発想まで単純化してきます。『言葉は使う人そのものを表す』と言われることにも、うなずけてしまう部分があるのではないでしょうか。 
三つ目は、基本的な生活習慣を中心とした“作法”だと思います。早寝・早起きで、生活リズムをしっかり作る。玄関やトイレのスリッパをきちんとそろえる。箸を正しく持つ。使った物は元の場所に戻すなどです。日々の生活の中で身につけていくものです。

これらは学校でも家庭でも共通して行われていることです。毎日実践しているうちに習慣化されていくものです。そして、学校や家庭だけでなく、いつでも、どこでも、しっかりと実践できるようになるまで、確実に指導していくことが重要です。
礼儀・作法には強制力はありません。人が生きてきた関わりの中で自然発生的に生まれ、人が人と付き合っていく中で必要なルールです。守るかどうかはその人にかかっています。まさに人間としての徳の高さ、教養が試されているものとも言えます。
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