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校長あいさつ

2016年02月05日
「面」
 「面構(つらがまえ)」というタイトルで一連の人物画を描いたのは、100歳を越えても画業に挑んだ日本画家の片岡球子(かたおかたまこ)でした。人物の内面までも描き出したと言われる数々でした。
 この「面構」という言葉を思い出したのは、大相撲の1月場所、10年ぶりの日本人力士優勝を目指して取組を重ねる琴(こと)奨(しょう)菊(ぎく)関の顔を見たときでした。立ち会いに臨む顔、一気にがぶり寄るときの顔、気迫にあふれていました。
 相撲以外でも、昨年来、様々なスポーツで、選手の気迫あふれる姿が話題に上りました。ラグビーの五郎(ごろう)丸(まる)選手、フィギュアスケートの羽生(はにゅう)結弦(ゆづる)選手などの熱い思いと姿も、大勢の人々の心に強く残りました。
 琴奨菊関も、五郎丸選手も、羽生選手も、ルーティーンという、ここぞと言うときに集中力をもたらす独特のしぐさをもち、話題になりました。血のにじむような練習を重ね、その中で自分を律する方法を見いだし真摯に挑む姿。だからこそのあの顔つき、「面構」です。スポーツはストレートに伝わってきます。子どもたちの心にも、あこがれる姿として残ったことと思います。子どもたちに、すごいなと思わせる姿をたくさん見せていってあげたい、できればそのすごさのわけや素晴らしさを話し伝えてあげたいと思います。
 「おもしろい」という言葉に漢字を当てると「面白い(おもしろ  )」となります。「面」は顔のこと、「白い」は「明るさ」を表します。「面白い」とは、顔がぱっと明るく輝いた状態を表しています。うつむいていた顔が上がり、顔が輝く。魅了された心が顔に表れます。顔はものを言います。
 学習の中のどこかで、ここぞと意気込む、顔が輝く、そのような姿を願っています。教えなければならないこと、学ばなければならないことはたくさんありますが、学習との出会いを工夫して、子どもたちの顔がものを言う授業を学校では心がけていきたいと思います。
 本年度も残り少なくなりました。それぞれの学年を締めくくれるよう、まとめを充実させていきます。インフルエンザの流行も気がかりですが、元気に登校できるよう、お力添えをお願いいたします。
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