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校長あいさつ

2023年04月12日
笑顔いっぱいの学校・地域に
 令和5年度が始まりました。ここ数年はコロナ禍のため、教育活動を行う上で様々な制約がありました。しかし、4月からは「学校生活にあたり、子供たちや教職員にはマスク着用を求めなくなる」など、徐々に緩和されていく見込みです。マスクを外した子供たちの素敵な笑顔を見る機会がきっと増えることでしょう。
 さて、本校の重点目標ですが、今年度も「自分で考え、進んで行動する」です。予測困難なこれからの時代には、自分で判断する力や主体性等が必要不可欠です。自分で考え、進んで行動する力は、これからの時代を生き抜く子供たちに求められている力でもあります。
 4月の入学式や始業式の中で、私は子供たちに「たくさんの笑顔を見せてほしい」と話しました。ここでいう笑顔とは、失敗した人を笑ったり、誰かをからかったりするものでは決してありません。自分で考え、進んで行動した結果、できるようになったり、わかるようになったりしたときの笑顔です。何回も練習を繰り返し、やっと逆上がりができるようになったとき、その子はとびっきりの笑顔を見せてくれることでしょう。その時、周りでじっと見守っていたクラスメイトが、「やったね。」「おめでとう。」等と笑顔で拍手を送っている。このように仲間と一緒に笑顔で喜び合えたら、とても素敵なことだと思います。さらに、「学校でできるようになったことをお子さんが家で笑顔で話し、それを聞いていた家族も笑顔になる。」「1年生が大きなランドセルを背負いながら、笑顔で地域の方にあいさつをしたら、地域の方々も笑顔になる。」等と、家庭や地域にも笑顔が広がっていったら、どんなに幸せなことでしょう。
 野球のWBCの大会で侍ジャパンは、チームとして一つにまとまり、同じ目標に向かって力を出し切り、見事優勝しました。本校も、チーム「長田西小」として教職員が一つにまとまり、子供たちの笑顔がたくさん生まれるよう精一杯がんばってまいります。本年度も保護者や地域の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
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