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校長あいさつ

2013年05月01日
子どもの遊び・活動について
“今の子どもには、3つの「間」が足りない” 
先日、上記のタイトルの記事が新聞に掲載されていました。3つの「間」とは、「仲間」、「空間」、「時間」だそうです。仲間とは一緒に遊ぶ仲間、空間とは十分に体を動かすスペース、時間とは思い切り遊ぶ時間だそうです。記事の最後は、“こうした状態を放置しておけば、子どもの発達にも深刻な影響を及ぼしかねない”という文章で結ばれていました。
実際、昔のように家の周りや公園などで集団遊びをしている子ども達を見る機会が少なくなっています。その理由としては、現代の交通事情や住宅事情の変化によって子ども達が集団で遊ぶ広場や空き地がなくなりつつあることや不審者への対応等によって危機感を持ち、保護者や大人の管理下以外では遊ばせることができなくなったことも考えられます。また、「現代っ子晴れた日でも家の中」と言われるように室内でのゲーム遊びやカード遊び等、子ども達の生活や遊び方の変化にも大きな理由があります。
遊びは子どもの発達や人間として成長していくために非常に大きな効能を持っています。幼児期には、遊びそのものが身体のさまざまな機能を発達させ、運動能力を向上させていきます。小学校の学童期には遊びの場面を通して多くの人と関わり、運動能力だけでなく、社会生活を営んでいくために必要な社会性や集団性を身につけます。この時期の社会経験が大切なのです。言い換えれば、遊びを通して、“身体機能の向上”だけでなく、“知的能力の向上”や“集団性や社会性の涵養”を身につけていくのです。
学校内の遊びに目を向けてみましょう。15分休みや昼休み、放課後の校庭開放時、子ども達は教室や運動場で遊びます。同じクラスや同じ学年で遊ぶことがほとんどですが、時にはペア学級などの異学年で遊ぶこともあります。このような遊びの中では、「ルールに従うことの重要性」や「ルールを作ることの意味」を知り、「他の友達と楽しく遊ぶためには、いかに関わるか」「多くの友達と仲良くするためには、どのような接し方が必要なのか」「遊びを長続きさせたり、発展させたりするためには、いかにこの友達と接すればよいか」など、無意識のうちに頭を働かせ、人とのかかわりの中で必要なことを身につけていきます。いわゆる「生きる力の基礎・基本づくり」です。
幸いにも、長田西小学区、まりこは自然が豊かであることやサタデースクールや地域が主催するイベントやスポーツ少年団等、いろいろな「仲間」、「空間」、「時間」が提供されています。子どもがワクワク、ドキドキする遊びや活動には、前頭葉機能を発達させる可能性が大いに秘められているのです。日々の遊びや活動を見直し、子どもの“心と体”を大いに成長させてみてはいかがでしょうか。
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