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校長あいさつ

2014年01月06日
謹んで 新年のお慶びを申し上げます。
今年の干支は「午」(うま)です。
本来の読みは「ご」。元々は「忤」が原字で、上下に交差し、餅をつく杵を描いたものです。十二進法では、前半が終わり、後半(午後)が始まる位置にあり、その交差点を「正午」と言います。2014年の干支は、十二支ではちょうど前半と後半の折り返し、7番目になります。また、人々に十二支を浸透させるために、記憶しやすい「馬」の字が当てられています。
馬と言えば、古くから人間との関係は深く、家畜・労働力としてとても役に立つ生き物であり、戦の時には機動力として馬は絶対不可欠なものだったようです。また、言葉の使い方から、馬は『ものごとが“うま”くいく』『幸福が駆け込んでくる』などと言われ、縁起のいい動物です。さらに、生まれたての子馬は生後1時間ほどでしっかりと立ち上がり、3時間もしないうちに駆けることができるようになることから、『立ち上がりが早い』とか『立身出世の象徴』とも言われてきました。
年が改まり、子どもたちはそれぞれに気持ちを新たにしています。自分を大きく変えていくチャンスがきたと言うことです。「今年こそは」と頭の中で夢や目標を描きます。
世の中で活躍している多くの人は、子どもの時に大きな夢を持ち、それに向かって努力したということがよく紹介されています。そういう人でも、時にあきらめたり、努力を止めてしまったりした時もあったようです。あるいは、方向転換したこともあったようです。でも、その時々に新たな夢や目標を設定して、その夢に向かって一歩ずつ努力をしたのです。夢の達成は、何気ない日々の努力の積み重ねによって成し遂げられるのです。
「継続は力なり」、「続くと本物になる。本物は続く」という言葉もあります。つまずいたら、家族や友達、先生に相談すればよいのです。いろいろな人たちの力を借りることはけっして恥ずかしいことではありません。恥ずかしいのは決意したことを簡単に止めたり、投げ出したりすることです。
今年は午(馬)年です。『ものごとが“うま”くいく』『幸福が駆け込んでくる』ように、昨年以上に勢いを増し、夢や目標の実現に向けて進んでいきましょう。
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