2016年06月01日
子どもたちが活躍する運動会
万緑(ばんりょく)の 中や 吾子(あこ)の歯(は) 生(は)え初(そ)むる 中村 草田男
万緑は見渡す限り緑であることを表す夏の季語です。草木のあふれるほどの緑の中で、赤子の我が子が笑います。そのとき、生え初めの白い歯が見えた喜び。命の輝きが表現された大好きな俳句です。よい季節を迎えました。運動会を間近に控え、子どもたちそれぞれが輝きを見せています。
子どもたちは、学年それぞれに、運動会での自分のめあてを立て、練習に励んでいます。
1年生「たまいれで、たまをたくさんいれるぞ。100こ、たまをいれたい。」
「だんすをがんばる。ぼんぼんをいっぱいふってがんばるよ。」
「だんすをまちがえないで、にこにこでおどります。」
2年生「おみこしリレーでは、カーブをゆっくりまがって、おとさないようにがんばりたいです。」
「みんなでリズムをあわせて、1いになりたいです。」
3年生「台風の目、ふんばって回って、れんしゅうをつみかさねます。」
「ゆうしょうできるように、朝と昼休みにれんしゅうします。」
4年生「2人3きゃくで1位になりたいので、二人で声を出して、息を合わせてがんばります。」
「毎日、『いちに、いちに。』という声かけをして、心を一つにしてがんばります。」
5年生「一人でなくチームで力を合わせる競技なので、大玉運びをがんばりたい。」
「大玉運びはクラスのきずなを高め合う競技です。これをきっかけにクラスが一段となか
よくなればいいです。」
6年生「長田西小の6年生として、かっこよく、下級生に『すごい!』と思ってもらえるように
しっかり表現したいです。」
「組体操を全員でかっこよく決め、思い出に残る最高の運動会にしたいです。」
「自信をもってできるよう、練習をがんばります。全力でやります。」
どのようにがんばるのか考えています。仲間との関わりにも目が向けられています。
5、6年生は、運動会の運営を担います。
「係活動は、だれよりも早く動きます。」
「声を大きく出し、ふりつけもかっこよく、下級生の手本になるように応援団をがんばり
ます。」
うれしく、頼もしい、意気込みあふれためあてです。一人一人の子どもたちが、自分のめあてに向かって精一杯努力し、達成感を味わう運動会になってほしいと願っています。運動会は、学級や学年の基礎作りとなる第1ステージの山場です。
運動会は、個人でがんばるだけでなく、チームで、学級、学年で団結し、力を尽くします。また、本年度は、高学年を中心に、運営面でも子どもたちが様々に関わり、仲間に働きかけます。みんなで作り上げる運動会が、勝っても負けても達成感を得られる場となるよう、応援していきたいと思います。当日はよい天気に恵まれそうです。保護者の皆さんも、地域の皆さんも、どうぞ、子どもたちのがんばりにたくさんのご声援をお送りください。
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