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校長あいさつ

2016年07月01日
自分の身を自分で守る
 6年生は、学校の交通安全リーダーでもあります。その6年生が総合的な学習の時間で自転車の安全な乗り方について調べ、先頃開催した「交通安全リーダーと語る会」で発表しました。静岡南警察署交通安全課の職員や交通安全指導員の方々にもアドバイザーとしておいでいただき、PTA校外育成委員を初めとする大勢の保護者のみなさんにもご参加いただきました。
 6年生の子どもたちは、学級ごとに調べた内容を発表しました。1組はアンケートやデータを元に自転車利用の実態について、2組は自転車の正しい乗り方について、3組は自転車走行時の交通ルールについて、4組は学区内の危険な場所について、発表しました。
 自転車に乗る際、まだまだヘルメットをかぶっていない様子、スピードを出したり立ちこぎしたりしている様子も浮かんできました。また、安全に乗るためには点検が必要で、自転車の安全点検の合言葉は「ぶたはしゃべる→ぶ(ブレーキ)た(タイヤ)は(反射材)しゃ(車体)べる(ベル)」ということも学びました。自転車は車の仲間ですから、交通標識を知らないでは困ります。特に、一時停止の標識の場所では停止して安全確認しないと事故に繋がる危険性が高いことも、発表者と聞き手との質疑応答で分かりました。本校学区は交通量がたいへんに多く、危険箇所がたくさんあります。自分で意識しないことには、自分の身は守れません。
 6年生は、これから夏休み前までに、下級生にも調べた内容を伝えます。まずは、ペア学年の1年生に。その後は、2、5年生、3、4年生と続きます。伝え方も、通学路コースごとに分かれて、通学路の危険箇所や安全な自転車の乗り方などについて、具体的に伝える予定です。
 自由な時間がいっぱいある夏休みは、交通事故が最も多い時期です。事故なく、安全に過ごすために、「自分の身は自分で守る」ことを徹底していきたいと思います。そのためにも、この6年生の大切な活動を生かしていきたいと思います。
 今回の活動、6年生は時間制約がある中で、計画的、意欲的に取り組みました。長田西小学校の学習の中では伝え合うことを大切にしていますが、調べた内容を発表する方法にも各学級の工夫が凝らされていました。円グラフなどで根拠となるデータを提示したり、寸劇を加えたり、ミュージカル“キャッツ”の替え歌にしてミュージカル風に伝えたりと、どうしたら聞き手により良く分かってもらえるか、考えた発表でした。自分たちの活動を自分たちで作り上げていく姿が輝いていました。
 夏休みを迎えるに当たって、学校ではさらに指導を重ねていきますが、自由に使える時間がたっぷりある夏休みを有意義に過ごせるよう、また安全に過ごせるよう、ご家庭でも子どもたちの計画を見て、ご支援をよろしくお願いいたします。
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