2012年 06月 07日 |
「あいさつ」……家庭・学校の自慢から地域の自慢へ 「長田西小の自慢は何ですか」と子どもたちに尋ねると、真っ先に帰ってくる答えが「あいさつ」です。校内でも朝早くから元気の良いあいさつが交わされています。“子ども同士”で、“子ども”と“教師”で一日のスタートとなるあいさつが交わされています。 正に“あいさつ”は、全てのコミュニケーションの始まりです。人と人とのふれあいは、まずあいさつから始まります。きちんとしたあいさつは、人格表現のひとつであり、好ましい人間関係を作るためのものです。 あいさつのスタートは、家庭から始まります。朝起きたら、家族に“おはよう”、朝食を前に“いただきます”、家を出る時、元気に“行ってきます”のあいさつが交わされます。登校中に友達と会ったら“おはよう”、近所の方や交通指導をしてくださる方へも“おはようございます”のあいさつをします。学校で行う先生や友達へのあいさつは、朝起きてから何回目のあいさつになるのでしょうか。 このように考えるとあいさつは、家庭で蒔いた種が芽を出し、学校で育ち、地域で花開くものなのです。家庭と学校、地域で育む大切なものなのです。 私たちが子どもの将来を考えた時、毎日の生活で一番忘れてはならないことは自分の行動を見つめることです。あいさつに限らず、自分の行動に責任を持つことです。大人として手本を示すことです。子どもの前で胸を張れる行動をとることです。手始めに、家庭や学校、地域で交わされるあいさつを大きな輪に広げ、子どもたちのがんばる姿を支援していきましょう。それが子どもを習慣づけ、自信を持たせ、活動の意欲を持たせることになるのです。小さなことのようですが、あいさつの励行を継続することは、コミュニケーションを広げ、人に優しく接する心を養うという大きな成果をもたらすことになります。是非よろしくお願いいたします。
学校便り6月号.pdf(395,091Byte)
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